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ライクヘル〜忘れることの出来ない一曲〜
あのころは良かった。。回想に浸る気はさらさらないのだが、いつも忘れることの出来ない記憶。。中学の学校祭で味わったあのグルーブ感。
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イコライザー
ズンズン・ズンズン・ズンズン・ズンズン・・・
何?この音?

友人のシーはただ単に、6弦の開放をミュートで刻んでいるだけだった。
底から響いてくる音に驚かされた。

シーが言った。
「パールのイコライザーええで〜〜。」
何ともうれしそうに6弦を刻み続けながらそう言った。

シーはスイッチをオフにしたときとのサウンドの違いを目で教えてくれた。
なんともうれしそうだ。グラフィックイコライザーと呼ばれるものでその波形は丁度、逆三角形の形をしていたのを覚えている。

低音部と高音部を最高まで上げて中音部は真ん中の設定。

その時からイコライザーは仲間全員に浸透し、各自いろいろなメーカーのものを手にしはじめた。
私はマクソンのものを購入した。白いつまみが7つついていたように思う。

あえて最高音部を下げて一番メタル感を感じる最高音部の下を最大にした。

*    *
 *  * *
  **

いつからかみんなイコライザーを使わなくなっていった。
その時シーはRATというディストーションだけの歪みを気に入っていた。
(LAメタル全盛のころでUSA産のもので国内のACアダプターも使えないため乾電池だけの作動という
つきあいづらいものだったと思う。)

別な仲間はチューブアンプだけの歪みにこだわっていた。

私もマクソンのスーパーメタルというディストーションが大好きになりそれだけを使うようになったと思う。

その時使っていたグライコはどこへ行ったのだろう?うちを探してもないようだ。
誰かにあげたのだろうかさえ覚えていない。

またイコライザーを通した音も聞いてみたい気がする。
1ハム
今も私は1ハムが好きだ。

ギターのピックアップの種類にシングルとハンバッキングがある。
ハンバッカーとも言っていた。
そのハンバッカーを一つだけ装備したエレキギターだから1ハムと呼んだ。
ボリュームの加減により色々な音づくりをすることが出来ることへ、クリエイト性を感じるからだろう。

まだクレイマー使っているころのエディーヴァンヘイレンのプレイには憧れを抱いたものだ。赤と白のラインの入った、エディーの1ハムギターはまるで大きなエンジンを積んだだけの大型バイクを彷彿させる存在感があったように思う。

右手でボリュームを調節しながら、一切ピッキングなしでのハンマリング奏法(ライヴ・ウィズアウト・ア・ネット)をする彼をみた。

すぐに真似てみた。
彼と同じ音を結局出せなかった。。

その当時、1ハムギターを持つプレイヤーは確か多いかったように思う。
アンセムのヒロヤ、ラットのウォーレン。
ヒロヤの弾くドライブ感のあるリフは今も忘れる事が出来ない。そのリフと併せてあまりにもドラマティックなソロは何回も聴いて覚えた記憶がある。

ソロをコピーする時にラジカセは必須だった。
「キューッ」と巻き戻しては同じところを聞き返す事が出来た。今のCD世代の人々はどのように聴きかえしているのだろうか。

そのヒロヤも引退して今は写真撮影の仕事をされているという。
元々そういった感性に優れていたのだろう。
その彼が、アンセムの柴田さんに招かれて「アンセム 20th アニヴァーサリー・ツアー 2005」のライブでまたあの当時のアンセムロゴの入った1ハムを弾いてくれた。
当然、そのDVDを買ってみた。友人にもこれがヒロヤだと知らせたかったのかもしれない。
いろいろな人にそのDVDを観てもらった。
全盛期のヒロヤとはほど遠い感じもしたがこれも時代の流れだろう。
音楽業界を離れたヒロヤ。
そのおかげでまたあの当時のヒロヤの1ハムギターを見ることが出来たのかもしれない。

エディーは5150のライブを終えた後、2ハムを使い始めた。
彼がフロントピックアップのマイルドな音を必要としたせいだろう。
私のギターもその時から2ハムになったように思う。

今、また1ハムのギターが欲しくなった。



ライヴ・ウィズアウト・ア・ネット/VANHALEN


5150/VANHALEN


アンセム 20th アニヴァーサリー・ツアー 2005



ライクヘル
当時の私は中学2年生。
まさにバンドブームのまっただ中におかれていたようである。
私も自然とギターを持つようになってしまった。
友人の部屋で聞かせてもらった、ディストーションのかかった太く勢いのあるサウンドが全ての発端だったように思う。ギターといえばそれまではかぐや姫やチューリップ、さだまさしといった方々が持っておられたフォークギターを想像していたが、ギターってこんな音も出るのか、とびっくりさせられた記憶がある。その時の率直な気持ちとして残っているのは「ギターっておもちゃみたい。。」、、それだけだった。

『ライクヘル』 あのラウドネスの名曲である。
ラウドネスの名曲は数多くあるが、一曲だけ選べといわれたら私の場合はこれになってしまう。



何にひかれているのだろうか。
「ギターっておもちゃみたい。。」前述の感想を満たしてくれる楽曲だったからだろうと思う。
HM/HRの醍醐味として華麗なソロがあげられるが、
ラウドネスの高崎 晃はこの曲中のソロの最後の部分でピアノのようにネックに向かって上から弦をたたくような弾き方を見せてくれている。
後にそれが、タッピングといわれる奏法だと知った。

初めてみたこの弾き方もあるが聞こえてくるマイルドで、メロディアスな旋律にも心を奪われたものである。

私の音楽の楽しみ方はこの曲を聴いたときから変わっていったように思う。これもまた純粋な音楽の楽しみ方だと私は思っている。

THUNDER IN THE EAST/LOUDNESS
THUNDER IN THE EAST